2.2 World Wide Web内に於ける意味問題

 意味問題は、色々な組織やそれらのビジネスや運営協力者の内外にのみ存在するのでは無く、World Wide Web上に色々な形式で存在している。

ウェブ上の情報は、日々断片化が進み、適切さ、時宜の度合い及び信頼度は変化する。

サーチエンジンは、素晴しいツールであるが、正しく検索できないケースがどんどん増加している。これらの失敗したケースの存在は検索の完全性に問題のある事を証明し、“filetype”の様なサーチコマンドライクのスクリプトの利用の増大をもたらし、RSSを用いた送出、イメージ又は音楽などの特定のタイプのデータやメディアに特化したサーチエンジンを出現させた。

連邦政府や州政府は、情報を公共のオンラインに利用できるように巨額の予算を費やしたが、それでもまだWorld Wide Webの現状は、これ等の情報の利用や応用に於ける制約要因となっている。

 

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